現在、世界中のムスリムは、断食期間に入っています。
明るい時間帯には、飲食はしない、ケンカ、暴力をしない、などと、ムスリムは欲望をコントロールすることを目標に断食期間を過ごしています。
学校生活や職場で、そのようなムスリムと共にいる方のために
ムスリムの考え方を3つあげます。
1.ノンムスリムには、断食を推奨しない
2.ノンムスリムが飲食していても、気にしていない
3.断食期間というのは、ムスリムにとって、とてもいい期間なので、いい気分で過ごしている
このように、苦行ではなく、好んで断食期間を過ごしていることは、新たな発見ではなかったでしょうか?
そうはいっても、前の2にあるようなことが、一番気になると思います。
その時には、次のような行動をとることを推奨します。
1.ムスリム本人に、直接聞いてみる
2.気にせず、飲食する
3.ムスリムと少し離れて、飲食する
隣人がムスリムの場合
断食期間中は、明るい時間帯は飲食しません。
ですので、ムスリムは日の出前や、日が落ちた後に飲食をします。
ということは、日の出前にご飯の準備をすることになります。
季節によって時間の変化はあるのですが、午前3時くらいにご飯の準備をします。
そこで、問題になるのは、騒音です。
午前3時に、急に音がし出すと驚いて、睡眠妨害されたと思うでしょう。
しかも、約1か月間続きます。
ムスリムとして、隣人と関係を持ち、断食期間が近づくとお知らせをすることが基本です。
もし、ムスリムからお知らせが無かった時は、次の対策をお願いいたします
1.ムスリムに直接、静かにしてほしい旨を伝える
2.どうして、朝の時間帯に音がするのか聞いてみる
3.1か月の間、少し我慢していただく
断食期間の仕事や学校の休日には、あまり外出しない場合があります。
休日の過ごし方の一例として
・日の出前に飲食する
・礼拝後、再度就寝
・昼頃起床
・夕方、ご飯の準備をする
・日が落ちてから、食事を摂る
・断食中の特別礼拝をする
まとめ
断食期間は、ムスリムにとって特別なとてもいい時期にあたります。
しかし、急に生活リズムが変わることで、周りにはその変化の理由が、伝わらないことがあるでしょう。
そんなときがムスリムと交流をする機会と捉えていただいて、いろいろ交流してみてください。
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